6月の花たち:ポピー、マドンナリリー、クレマチス、アジサイなど

ポピー・アメージンググレー

種をまいて育てるので咲くまではどんな色が咲くかわからない、ニュアンスカラーのアメイジンググレイ。

一昨年の秋、芽出しにたいへん苦労して育てたわずかな苗からは、薄めの色が咲きました。

あまりにも難儀したのでもうまくまいと思っていたのですが・・・昨年の秋、また花が見たくなり種を買ってしまいました。苦労って忘れるものですね。

昨秋蒔いた種は一昨年よりも発芽率がかなり良く、育てるのは少し楽でした。土に直接まくと種がどこかに行ってしまっても気が付かないので、湿らせたキッチンペーパーに種を並べてアルミホイルでくるんで遮光し、芽が出るまでしばらく放っておきました。芽が出てしまえばあとはそれほどつらくはないです。なかなか育ちませんけど。

蕾が上がり始めてからが結構長くて。病気にかからないように、虫に食べつくされないように、ステムが風でポキッといかないように、とこのひと月ほどの間は結構気を使いました。

今年はちょっと濃い色、そして花びらの重なりも増えた、「らしい」姿で咲きました。フリルがはいった薄紙のような花弁がきれいです。

ロニセラ・マカロン

ラークスパー・パープル

ニゲラ・ブルースター

ポピュラーなニゲラよりも花弁数が少ないあっさり顔のニゲラです。細い葉とつつましやかな花、頼りなさげな雰囲気が魅力的です。

マドンナリリー

前回栽培した個体とは花の形が少し違い、小柄で、花弁の先が丸みをおびています。香りも違います。こちらはたしか交配種だったはず。特徴を見ると、前回のものは原種だったようです。

クレマチス・プリンスジョージ

残念ながら、狙っていた我が家のバラとの競演には時期がずれてしまいました。花色は真っ白ではなく、中心に薄い藤色の筋が入っていました。

アジサイ・シルクサファイヤ

日々の花色の変化を追っています。

シクラメン・プルプラセンス

香りが素晴らしいです。周囲が清潔になるような。暑くなるにつれ蕾がいくつかあがってきました。

ブルーレースフラワー

種まきから半年、やっと開花しました。
草丈25センチくらいです。こんなに小さくないですよね。
・・・と思ってよく調べてみたら、私が想像していたのはアンミ・ビスナガという草丈も花もビッグな別種でした。ブルーレースフラワーはこれであっているみたい。このベランダではむしろ小さくてよかったです。