保管していた小球根を植え付けました

今年の春、クロッカスやプシキニア、原種チューリップなどを植えていたボックス区画通称「植え込み」に、ほりあげて夏を越した球根を再び植え付けました。

  • クロッカス大輪系(ジャンヌダルク・ピックウィック・フラワーレコード)
  • クロッカス・ミニムス
  • プシキニア・リバノティカ
  • ミニアイリス・フローズンプラネット
  • マドンナリリー

本音を言うとこちらの品種群、一年草扱いというか、花を見終わったら処分でいいか、来シーズンは別のを植えようと思っていたのです。ところが宿根草の夏越しのため地ならしをしてみると、結構ご立派な球根がころころと現れて、捨てるのがもったいなくなりました。
乾燥に弱いと言われているプシキニアは夏越しが厳しいかと思いながらの保管でしたが、少し小さくなったかな?という程度で割と大球を保つことができています。
クロッカスはどこに何色が咲くか分かりません。去年ネットにでも入れて品種がわかる様に植え付けたらよかったな。

ちょっと早いかなと思いつつ植えてしまったのには訳があります。
昨秋から今春にかけて、地上部はビオラが疎らに植えられているだけで冬は少しさびしかったので、今年は緑で覆いたいな、と思いあれこれ苗を注文したのです。
・・・といっても宿根草は冬に枯れちゃうから景色は去年と変わらないかも、ですけど。
苗が届いたので、では球根も一緒に植えてしまおう、ということになりました。

そんな新入り草木たちを。根付いてくれるといいなぁ。

サボリ・ウインターパープル
紫花が珍しく思えて買ってみました。葉が細かくて美しい樹形です。
台風のあと、小さな花が咲いているのを見つけました。

Satureja montana ssp.illyrica

ベロニカ・オックスフォードブルー
去年の春、寄せ植えでかわいく咲いていたので、来春も期待しています。

Veronica peduncularis ‘Oxford Blue’

タイム・アルビフロルス
早く地表を覆ってくれる丈のひくいグラウンドカバー。
タイムの中でもかなり小さな葉ですが、強そうです。もう新枝を伸ばしだしています。
満開時、白い花で株が覆いつくされている様子を見て気に入りました。

Thymus praecox ‘Albiflorus’

タイム・ドーンバレー
アルビフロルス一株で十分広がってくれそうですが、ホームセンターの日ざらしの売場で酷暑を乗り切った強い株を見つけたので、我が家でもたくましく育ってくれることを期待して迎えました。

Thymus ‘Doone Valley’

アルケミラ・エリスロポダ
小型のアルケミラ。冬から春にかけては日が当たり、初夏から秋までは半日陰~日陰になるところへ植えてみました。

Alchemila erythropoda

オレガノ・ヘレンハウゼン
丈が伸びるので一番奥に植えました。
日光を求めて徒長した茎が前側に垂れ下がってきて地上付近で開花、なんて夢見ていますがさて。
ポットから根鉢を出した時点でたくさんのランナーがスタンバイしていてやるき満々です。
放っておいたら「ヘレンの植えこみ」になってしまいそうな予感。

 Origanum laevigatum ‘Herren hausen’

ラベンダー・ラバンディン ラージホワイト
このラベンダーを主役にしたくて。

(しかし昨今の種苗通販事情では苗を最低数ポット買わざるを得ない。
ということもあり植え込みが草だらけになりました。
これはあるけど、こっちは品切れ、と、本当にほしい苗だけを注文するのが難しいのがつらいところです。)

大きくなる品種です。
エーデルワイスという品種と迷いましたが、がくが少々緑になるとのことで、がくまで真っ白だというこちらを選びました。来春咲いてくれるかな。
ラバンディンを植えるのは初めてかも。

Lavandula ×intermedia ‘Large White’

上:ベロニカ・クレイターレイクブルー、左下:キンギョソウ・アールグレー
キンギョソウは注文数合わせで頼みました。白い花も咲きますが、葉のシルバーがきれいです。
花はアールグレーの香りがするとか。今のところ感じません。

Veronica austriaca subsp.teucrium ‘Crater Lake Blue’
Antirrhinum sempervirens ‘Earl Grey‘ 

ベロニカ・ティダールプール
匍匐性のベロニカ。夏は日陰になるところへ植えました。

Veronica ‘Tidal Pool’

ほかには、ヒューケラ3種、夏越しできたブルンネラを植えました。ベロニカは根付きにくいのか、少し元気がないようです。

・・・こんなに植えちゃって、球根の芽は無事に出てこられるのかしら?