2023年春のバラ5:ブルーグラビティ

今シーズンの新入りさんです。
いわゆる「青いばら」といわれる灰紫色系のバラは、生育が弱く病気にも弱い、なんというか、虚弱・・・いや箱入りか、とにかく私の杜撰な管理ではご機嫌麗しくない、そんな印象があったのでこれまでに栽培した品種は2、3種程度だったと記憶しています。

2011年6月にガブリエルを育てていました。これが最後だったようです。

さて、そんな私がなぜまた青いバラに手を出したのかと申しますと、
この「ブルーグラビティ」はかなり「青」にちかい色合いになるとのことでした。バラの青さについてはこだわりを持っていないものの、現在の「青バラ」とはいかほどのものなのかという好奇心と、ロサ・オリエンティスブランドなのでこれまでの品種よりは強健そうで、昔の記憶で時が止まっている私自身の意識改革をは

・・・後半は今思いついただけです。やめた。
どこかのブロガーさんがあげられた開花写真がきれいだったんですよね。それで欲しくなって。

植え付け後は、寒さに少し弱いとの事で鉢まわりへはアルミシートをはりつけ、地上部の乾燥防止のためには厚手のビニールをかぶせ、日当たりを見ながら開閉し、とまめに世話をした冬でした。(ほかのコたちもこれくらいしてあげていればもっと早く咲いたのかしら・・・)

当ベランダでの開花順は中盤と、思っていたよりも早く開花を見られそうです。

5月17日

枝は細めなのですが、力があるようでつぼみが膨らんできてもうつむくことなく、上を向いて開花しました。とげが少なく、上に向かって伸びる枝、開花するまでの枝の伸びの長さが程よく、ベランダでも扱いやすいバラだと感じます。

5月18日

花色、とくに青系と黒赤系はカメラの調整や撮影条件によって全然違う色合いで写ってしまいがちなのですが(いえただ単に私の腕が悪いだけなのですけどね)、この花は目で見た色そのままで写すことができています。

透明感のある灰紫色でした。香りは、微香との事でしたが私の鼻はティーの香りに敏感なのか、マチルダと同様よく香ります。

作出企業の栽培ガイドによると一年目の春はつぼみを摘んで株の充実を図る、とのことでしたがすっかり忘れて4個出たつぼみをひとつだけつんで、開花に至りました。今後の生育にはマイナスかもしれません。ブラインド枝が出ることなく、葉はうどん粉病をすこし拾っていますがおおむね元気です。

花は早めに切りました。