8月の花たち:原種シクラメン、クレマチス

今年は夏に向けた花を買わなかったので
買っても枯れちゃうからね、ペチュニアとかペチュニアとか
(かなり恨みがあるようだ)
蒸れて枯れるか、ハダニで枯れるか。いろいろ育てて出た結論は
「夏はトレニアだけでいいよもう」
この夏はトレニアすら買いませんでしたけどね。うまいこと物欲が抑えられたのは、人類の滅亡すら予感させるほどの暑さのせいでしょうか。買い物に出るだけで体調を崩すっていうね、もうねぇ。
(どちらかというと最悪を想定して動くタイプですので滅亡とか煽っておりますが読み流してください)

フロックスがお休みになり、バラの夏花以外には以下二種だけの開花です。
それでも、とても幸せな気分なのはやっぱり、いーい香りがするからかな。

シクラメン・プルプラセンス

植えているのが9センチ角ポットですのでかなり小さい花とお分かりいただけると思います。ですが、このくらいの数が咲くと、一坪ほどのベランダ中に香りが広がります。とても心地よいフローラル香がします。花色もきれいですね。

Cyclamen purpurascens

クレマチス・プリンスジョージ

クレマチスはこれまで育てた品種が返り咲きの性質を発揮してくれなかったのでそういうものだと思い、春以外の開花はあきらめて花後に強剪定してつるを整理しています。
この割と新しい品種は、そんなバッサリ攻撃にもめげずにつぼみをあげてくれました。夏花一輪目が開花、数日後には次のつぼみも開いてきました。ぽつぽつですが、夏はこのくらいが涼し気でいいかも。

Clematis Prince George

暑かったせいか、つぼみがいっぺんに開きました。

花の大きさは一番花の8割程度です。
この品種を選んだ理由は、花弁の白さとふちのしぼったようなフリルが気に入ったからです。
今年中にまた花と出会えるとは思っていませんでした。嬉しいです。

過去数年に比べて忙しくなく、静かな夏になりました。
今年の夏は予告通り、パンジービオラ、そのほかの冬越し草花の種まきも行っていません。
夏越しの草花の数も少なく、楽に目配りができています。
欲しい花はシーズンになったら苗を買いましょう。そのほうがきっと幸せなのです。