買ってよかった!ツール部門

ここでは、園芸歴結構ある年の私が使ってみてこれはよかったと実感した園芸用品についてレビューしています。価格的にやや求めやすく、とくにガーデニングを始めたばかりの方には、ガーデニングにますますはまる近道になりそうな、作業が楽になったり、楽しくなったりしたものをご紹介します。良いものを見つけたらどんどん追加していきます。

ウエストカウンティー・ローズ (ガーデニンググローブ)

東和コーポレーションのバラ用ロンググローブ。
購入からおよそ三年、はじめはバラの剪定時の専用にしていましたがいまでは何をするときでも、ベランダに出たらまずはめて、作業をしています。

使い始めはかたいので、手や指に生地があたるかな、と感じたり、紐を結ぶなどの細かい作業がしにくかったりしましたが、何度か洗っているうちに手になじんできます。また、ロンググローブを初めて買ったため、なぜはき口が開いているのか、むしろゴムが入っていて腕にフィットするほうが手が汚れにくいのではないか、と思っていましたが、このはき口であることで手にはめやすく、脱ぐ時もひっかからず、さらに意外にも土は入らず、といいことばかりでした。

指や手のひらには補強に布が重ねられており、大きなバラのとげをつかんでもとげが手に刺さりません。

素材は合成皮革です。本革と違って水でじゃぶじゃぶ洗うことができます。風合いは本スウェードとほとんどかわりません。手袋は洗えることが大事だと思っていますから、合成皮革のものをおすすめします。ゴム手袋のように夏の日差しにあたっても手が暑くならないので、真夏でもはめて作業するのが億劫ではありません。

私の手は女性のなかでは大きくたくましいほうだと思いますが、サイズはSでぴったりでした。

そろそろ傷みが目立ってきました。こんどは緑色を買うつもりです。

ガーランドプロダクツ・ポーリングトレー (土入れ・作業用トレー)

GardenMart楽天市場店で購入しました

商品ページのリンクは

ブラック: https://item.rakuten.co.jp/gmart/gld-g46b/

グリーン: https://item.rakuten.co.jp/gmart/gld-g46/

 (URL が変わってたどり着けないときは検索してみてください)

植え付け、植え替え、土ふるいなど土をいじる作業の時には、百円ショップで購入したガーデニングシートを使っていました。広さを気にせず敷くことができ、折りたたんで保管できるので、何代か愛用し続けていました。ひろげた土を袋などにしまう時にも、シート状のほうが入れやすいと思っていました。しかし。

なんとなく買ってみたこのトレー。

実物の第一印象は、結構大きいな、邪魔になるかな。という感じでした。53㎝×40㎝、深さは 9.5㎝。店から到着した箱が大きくて驚いてしまいました。

使ってみると、土いじりには案外しっかりとしたトレータイプのほうが使いやすいという事が分かりました。資材を足して大きくかき混ぜてもシートのように外にこぼれ出る事がありません。容積が結構あるので、30cm鉢用の土を全部盛り上げても大丈夫。むしろ、これくらいの大きさがないと使いづらいと感じました。トレーの下にいつものシートを敷いて、使用前後の鉢や植え付け前の苗もの、古い土などを置き、作業しています。シート一枚のころよりも早く、汚れず、作業しやすくなりました。

この「注ぎ口」もお気に入りポイント。

土をたくさん移動させるときには不向きですが、トレーに残った少しの植え土を保管容器に戻すときや、中にたまった水分を流すときは活躍してくれます。

ある程度植え付け作業が終わり、しばらく使わないな、というタイミングで、育苗トレーとしても使いました。10.5センチ角のポットが20個、ぴたりとおさまります。育苗用にたくさん使うポットですが 、このサイズですと市販の育苗トレーは大きかったり小さかったり、なかなかよいサイズを見つけらません。きれいにそろって並んでいるのを見ると嬉しいです。また、苗を入れたトレーを植物用の棚に乗せたら、これまたジャストサイズでした。このように、普段は苗ポット収納箱として使えて、収納場所に困ることもありません。購入時には気が付かなかったお気に入りポイントです。

種まきビオラの苗ポットに使用しているところです。

リサイクルポリプロピレンを使用した英国製です。私の場合、土のブレンドに軽石など硬い素材も使っているので、底には傷がつきますが強度に不安はありません。英国のほかのメーカーのトレーも魅力的でした。そちらはトレーの深さが均一ではないので、テーブルの上に置いて使うにはよさそうでしたが、我が家の使用場所はベランダの床。私のような乱暴者では低い方から土をこぼしちゃうでしょ、ということで単純な形状のこちらに決めました。結果、ポットを並べるにも、水をはるにも、大量の土をどうにかするにも、使いやすくて、満足しています。

REDECKER ちりとり (清掃用具)

長年使い続けていたプラスチックのちりとりをよく見て見れば、傷と経年劣化で結構な古ぼけ具合でした。いつも使っているものって、あまり気にしませんよね。改めてみなおしてみて、さすがに買い替えてもよかろうと選んだ新しいちりとりは、金属製。

購入された方々のレビューによると、重い、たいして重くない、使いやすい、にくい、いろいろありましたが買ってみました。選んだ理由は、持ち手から接地面までが長めなので、大柄人間には有利。あまりかがまなくてよさそう。それに幅が狭めなので、ごみをあまり口の広くない箱や袋に入れる際に端からもれてしまう、ということが少なそう。あとは持ち手にもこだわりました。鍋には持ち手に厚みがなかったり、中空だったりするものがありますが、ある程度の重みがあるものでそのようなおしゃれなデザインは手に食い込むので私には使いづらいな、と思っていましたから、ちりとりもある程度厚みがあって握りやすいものがよいのではないか、と木製の柄にしました。

使用感

購入時、柄の一部にバリがついていたので、紙やすりで柄全体を滑らかにしておきました。

持ちやすいです。握ったときに安定感があります。
接地面にはゴムが付いているので、細かいゴミがすり抜けていくことなくすくうことができます。
また、スコップ状で浅い集塵部分の使い勝手はどうかと思っていましたが、このベランダのちりを集めるのには十分でした。重さも適度で、軽すぎるものよりも使いやすいと感じました。

集めたちりをゴミ箱に捨てる際ゴムの縁にこまかなごみがたまりますが、横にすれば滑り落ちていってくれます。

見た目もなかなかよいです。ぴかぴかしているのが土や砂粒ですぐに曇ってくるのかな、という予想とは裏腹に、一年ほど使用しましたがまだぴかっとしています。ごみ集めがちょっと楽しくなっています。

幅が狭いのもやはり良かったです。ごみを集めるビニール袋に差し込めるので、ゴミがまわりに落ちずにスマートに袋に収まってくれます。

なんといってもかわいいし、ね。