2012年6月のバラその2

ジュードジオブスキュア

三日間低温と雨模様だたっためなかなか開かず。たぶんこのまま散ってゆくと思い本日開花宣言しました。
本当に良い香り。たくさんのバラを育てたわけではないけど、もしランキングがあるならこのバラの香りは上位一桁に入るんじゃないかなあ。これを嗅いで嫌いだという人はいないような気がします。今年はたくさん咲いてくれて、とても満足。

6月17日

ザ・ウエッジウッド・ローズ

初めての開花は3個。大苗の状態ではすこぶる強そうな枝ぶりだったのに今年の枝は頼りなく、支柱で支えています。
花径は8cmくらい。カップ咲き。
中心が桜貝のようなピンク、その色のまま外側に向かって薄くなっていく花色がきれいです。

この色合いが気に入ったのと香りがさっぱりとしたイメージだったので買ってみました。
色合いは期待通り。香りは、ちょっと弱くてシャリファ・アスマににた感じ。
時間がたつと草のにおいみたいに感じます。ここがグレープフルーツなのかな。ジュードを嗅いだ後だとほぼ匂いません。
たしかにさっぱりとした甘い香りがするような花もありますが、全体的にはシロツメクサの花の香り・・・

蕾がついてから開花までは早かったです。早いのに花弁数はしっかり。さらに、すでに新芽が動き出してきています。もしかすると開花サイクルが短く何度も花を見られるところが他と違うところだったりして、と楽しみにしています。

アルカタ・ピンク・グローブ

直径4-5センチくらいの花が一斉に開いてきました。

6月18日

香りは、する。・・・しない。いやする。バラの香りではないなあ、漠然と、花の香りというかなんというか。とにかく弱い。香りのために育てるバラではないですね。まぁランブラーですものね。(後日追記:花に鼻をくっつけて嗅ぐと匂いません、傍らでぼーっとしていると濃厚なバラの香りがしました。)

群れて咲くかわいさが真髄です。あこがれのランブラー、スペクタビリスに比べたら花容が幾分劣るけれど、上を向いて咲くので低い位置への誘引にも使えそう。

今年のシュートは太さ1cmで長さ2mといった感じなので、来年は今年のようなふわふわ浮かんだような開花模様にはならなそう。とげは凶悪。
ちょっと和の雰囲気もあり。

房になって沢山咲くのがこの系統のいいところですよねー。