2022年2月のバラ

2月8日:剪定

やっと行事がひと段落して気分が落ちついたので、覆いをめくってバラの様子を見てみました。

まだタケノコのような芽だと思っていたのに予想以上に芽が動いていました。エブリンは葉が展開しはじめているではありませんか。

誘引時、寒さで枝先が枯れることを見越して目的の芽から二つ上の芽を残して剪定をしていましたが、枯れこんでいるのは全株のうちでも1枝だけで、ほかは元気そうです。

予定の芽まで切り戻しました。

パブロワに発生したカイガラムシはほかの株へも広がっていて、冬の入りごろに、全株にカイガラムシのスプレーを吹きかけておきました。

きょう、残念なことにムンステッドウッドの枝に白い点々を見つけてしまいました。ムンステは冬越し剪定のさらに半分まで切り戻して、念入りにスプレーを吹きかけました。ほかの株にもかけてみましたが、スプレーの冷気で新芽がやられていないか心配です。

寒さ保護の大本命、Eglantyneの様子を見るのを忘れていました。去年は寒さに負けてスタートがかなり遅れてしまったのでしっかりやってみたつもりですが。明日チェックしましょう。

温室で冬越し中のバラ

ミニバラと、我が家での一年目の冬で樹高が20センチ程度までのバラは、温室に入れて冬越しさせています。

(…温室に入れる植物が案外少なくてスペースが開いていたからでも、あります)

これまでの様子から明らかに寒さに弱めなセントセシリア、訳あって大苗から高さ7センチ程度になったメイドマリオン、挿し木のデスデモーナ、ミニバラのラミー 、そして、カイガラムシ騒動により処分されることになり1.5mの枝を全部カットされたうえ漂白剤水溶液にどぶ漬けの目にあったパブロワ。

外気が入りまくりの温室であっても、それなりに温度が保たれていたようで、すべての株がおおむね元気です。

パブロワ

「秋のげんこつ剪定」状態から再生しいくつか見えたポチ芽は、最終的に1本だけ育ちました。
ほかのバラよりも早めの葉の展開は去年と同じ。去年はこのあと防寒布を外したらいじけてしまったので、今年は3月のおわりごろまでは保温するつもりです。
また、カイガラムシの発生源でもあったようですから、油断せずチェックし続けないといけません。 
再び大きく伸びてよい香りの白花を見せてもらいたいのですが、今年は無理でしょうか。