イチジク・バナーネ2018秋果収穫まで

2017年11月20日:定植

昨日は初雪が降りました。いよいよ冬だなあ。
寒いといろいろ困るので、あわてて定植しました。
不織布ポット30cmへ。
古土、腐葉土、すごいne使用。元肥にカリとカキガラをブレンド。

園芸店で購入前に一度鉢ましをしたとのこと。鉢が大きいわりには地上部の育ちがイマイチ、鉢も重い!
細根がびっしりに見えますが、太い根は見えません。

鉢ましした部分の土には見えたとおりの細根しか張っておらずすぐにほぐれました。
が、
元ポット部分の防御力がすさまじい。
粘土状の土はガチガチにかたまり、さらに太根がぐるぐると上から下、下から上、外から中と複雑に絡み合って、攻撃力の高いミニクマデをもってしても、じわじわけずるのがやっと。
格闘すること数十分、ようやくここまでさっぱりさせました。

木に対して根のボリュームはここまで減りました。鉢まし後の根はすべてなくなり、太根もかなり短くなりました。

植え付けました。不織布ポットを使用したのは、果樹栽培におすすめらしいことと、鉢の重さがほぼゼロであること。張りがあるのできちんと土をつめると自立してくれます。もう見栄えなんかにかまっていられないのです。鉢の下部も不織布で、そのままおいておくと底の湿気でベランダの床が痛みそうなのでコロコロを履かせています。

苗が小さいこともあり、鉢の半分強に土を入れて植えつけました。育ってきたら土を足してやることで、土替えのスパンを長くするのが目的です。イチジクは地上部近くに根をびっしり張らせるので、ひたすら土ましし、植え替え時は底の土を根ごとのこぎりで落とし、とやっていけばどうかしら、と考えています。
生育状況の悪さから心配していたセンチュウはいなかったようです。
かなりダメージを与えてしまったのが不安なところではあります。

定植から17日。
葉が青いうちに根をほぐして植えつけたバナーネ。
水が上がらないので葉はちりちりになってしまいました。
遅くついた実はスポンジのような手触りに。
枝はしわがよることなく、先の芽もしおれていないのでこのまま春を待ってみます。

2018年7月23日

枝が二本伸びたので長い方を剪定し、短い方は切らずに冬を越しました。

こちら、冬に枝先を剪定しなかったほうです。
高さが130センチくらいになり これ以上伸びられるとちょっと困ります。
デベソが14、15節あたりにでてきています。


なんとなくだけど収穫できそうにない気がするし
やわらかく見守りましょう。
18節の芽をつんだら脇芽がうごきだしました。
剪定したほうはふたまたに分かれて芽が伸びて
それぞれ30センチ、60センチくらいの高さに。
ものすごい生育の差ですがどっちがいいのかね・・・

2018年10月8日:収穫・試食

小さく硬い緑色の実のまま10月になり、収穫できるのか不安になってきたバナーネでしたが、
最初についた実が数日まえからふくらみだしました。
きのうやさしく触ってみるとフニフニとやわらかな感触で。
鳥の横取り阻止のためお茶パックをかぶせました。
表面が部分的に褐色になってきた今日、いよいよ収穫です!
重さは35gでした。
甘露煮用に売っているイチジク、ブルンスウィックかな?と同じくらいの大きさ・重さです。
さっそく試食です。へへへ

ちゃんと中身がつまったイチジクらしい様子。
収穫時期もよさそうです。
食味は・・・・・甘い!!!!
おいしい~
皮と中身との境目がいちばん甘かったです。

10月21日
見かけでは完熟が分かりづらいので、早採りするよりはとガマン。
香りがすることもありません。
実が下向きになってから一週間、収穫しました。
上の実はあと五日くらいかかりそう。

64g、香りは感じませんが
ジューシーでさっぱりとした強い甘みがありました。