春の開花を見るのはなんと2008年以来!
当時の株は病気でもないのに葉が謎にちぢれてしまう症状に悩まされた末生育不良で枯らしてしまいました。入手したナーセリーに問い合わせるも「正常」とのことでした。もしかして枝替わりだったのかな?
とにかく香りがよいのです。あの香りにまた触れたい、でもオールドは春しか咲かないからベランダに置くには・・・と葛藤すること15年。こんなに長い間忘れないのですから相当よい香りなのです。
花形も色も、大きさも、これぞバラという雰囲気です。
壁に鉄線を張って枝を誘引したところ、あるあるの展開ですがつぼみがベランダの外へ向いてしまったので、オベリスクへ誘引し直しました。うつむいている花茎を支柱や枝に引っ掛けて何とかこっちを向いてもらいました。
本当にいい香りがします。
大きな花ではありませんが、美しく整った姿と、まさに、といえる「バラ色」、濃厚なダマスクの香りが世話人を惹きつけてやみません。
これが完全四季咲きしてくれたら、ほかのバラはちょっと出番がないかもと思ってしまうほどです。