急に暖かくなりました。
突然の気温上昇に植物たちも戸惑い気味なのか、同じ品種なのに開花時期がずれてしまいぽつりぽつりと咲いています。
花粉もキツイです。症状が出ない年が何年もつづき「花粉症治った!」と喜んでいましたが、今年のスギは本気出してますねー。せっかくコロナマスク着用が終わるというのに、私は問答無用でマスク暮らし継続ですよ。
鼻水を垂らしながらシャッターを切りました。
- Crocus ‘Flower Record’
- Viola
- Stock Flowers (Matthiola incana)
- French tarragon (Artemisia dracunculus)
- Sawyers Lavender (Lavandula lanata ‘Sowyars Hybrid’)
- Helleborus niger Pink double Seedling
- Iris reticulata ‘Frozen Planet’
- Kew primrose (Primula x kewensis)
- Crocus chrysanthus ‘Blue Pearl’
- Crocus sieberi subsp. sublimis ‘Tricolor’
Crocus ‘Flower Record’
クロッカス・フラワーレコードが一輪だけ咲きました。
この品種は、早咲きではないので去年は4月に咲きました。ほかの大輪系、ピックウィックなどよりもむしろ遅咲きだった印象です。周囲のほかの芽はまだつぼみも見せていない状態なので、ちょっとびっくりです。
花後掘り上げて夏を越したので球根が痩せてしまったのではと心配しましたが、花の大きさが変わることもなくきれいに咲いてくれています。
Viola
何度もご出演を願い、当ブログではおなじみとなりました、名無しのビオラさん。
やっぱり新しい品種はいいですね、どんなに寒くてもかわいく咲き続けてくれるので、冬枯れのベランダにも出てみようという気になります。
Stock Flowers (Matthiola incana)
我が家に来てから上がったつぼみがいよいよ開花です。スパイシーな良い香りがしています。
French tarragon (Artemisia dracunculus)
今年も元気に冬を越したようです。
タイムなど有名どころのハーブたちは結構夏に弱く数年のうちに消えてしまうのですが、タラゴンは暑さにも寒さにも強いようで、ローズマリー、ガーデンルーと並んで長く住み着いてくれているハーブの一つになっています。夏になってもフェンネルやタンジーのように巨大化しませんし、オレガノやミント類のようにぶわーっと広がることもないので鉢栽培にはちょうど良いハーブです。香りがたまらないんですよねー。
Sawyers Lavender (Lavandula lanata ‘Sowyars Hybrid’)
今シーズンはラバンディン系のラベンダーを二品種植えました。
これまではその香りのよさから「ラベンダーならイングリッシュ系(Lavandula angustifolia)一択でしょ」という選び方をしていましたが、あまりにも夏に弱いせいで我が家においては悲しみを込めて「一年生木本」という謎分類にされてしまっています。
そこで今回は考えを改め、ほかの系統も育ててみることにしました。香りは大好きな物とは少し違うけれど、元気に大きく育ててみたい。
ラージホワイトと、こちらソーヤーズ。ソーヤーズというのは会社名だと以前どこかで読んだような。
じつは、当初探していたのはローズマリーのソーヤーズのほうでして。花色が薄青色の美しい品種で手元で花を見たかったのですが販売店が少なく、手に入れにくくてあきらめました。まあマリーさんは他に5株あるし、いいわね。
というわけで、ラベンダーにしました。
(全然脈絡ないな)
さて、晩秋に我が家にやってきたソーヤーズラベンダー。
寒さのせいかよれよれながらもとりあえず冬を越してはくれたようですので、元気になるのを待ってみしょう。
Helleborus niger Pink double Seedling
かわいいからここにも置いちゃお
翌日。
ニゲルの白はきれいですねー。
Iris reticulata ‘Frozen Planet’
昨シーズン植えて、お気に入りになったミニアイリス・フローズンプラネット。
掘り上げた球根を植えたら、今年はつぼみがこのひとつだけみたい。ちょっと難しいのかな。
上品な花です。
来年も見たいな、球根は買い直しかなー。
花が咲いている一角です。
Kew primrose (Primula x kewensis)
英国・キューガーデンで自然交配したものが発見され、品種になったそうです。
行きつけのスーパーの風除室では花苗が少し売られています。
たまに結構な掘り出しものがあるのでちょこちょこチェックをしておりますが、今回はこの、光を放つような鮮やかな黄色の小花に出会ったので買ってみました。
ブルームが乗ったシルバーグリーンの葉もきれいです。
春はなにか黄色の花がほしいな、と思っていたのでちょうど良いお買い物でした。180円。
Crocus chrysanthus ‘Blue Pearl’
外側は青紫の筋がはいる白色、内側が純白、底が黄色、と欲張りな私の趣味を満たしてくれる配色のきれいな早咲きクロッカスです。
すみません、この花はプリンスクラウスではなくてブルーパールのようです。直しました。
(買った覚えが・・・ない・・・のだけれども)
Crocus sieberi subsp. sublimis ‘Tricolor’
クロッカスって不思議なことに、まとめて植えた球根から一つだけ先に開花しますよね。
上のプリンスクラウスはつぼみが数個あがっていますが、フラワーレコードも今のところ一つだけしか咲いていませんし、こちらも一花のみの開花です。
この花も私好みの色々色です。咲き始めですが、この花の良いところがよくわかります。
今回はちょっと長くなってしまいました。ここまでたどり着いてくださり、ありがとうございます。