入れ替えよう

ブルーグラビティー

青バラは弱い。
とはもう言わせない。

・・・みたいな、まぁーお強かったです。真夏でもつぼみを上げ続けていました。さすがに摘んでいましたが。

ブリングミーサンシャイン

見た目はジュードジオブスキュアですよって言われても分かりませんね。香りが違います。

ローズマリー・セイレム

ローズつながりで。
苦しい。

毎年、春にすべての枝を、先から下に向かって半分ほどの長さに切り詰めていたのですが、今年は枝を抜く剪定を行いました。枝の半数はいつも通りの剪定、のこりは無剪定です。
しばらくして剪定した枝から新芽が出たら、無剪定の枝も切ろうと思っていました。

やりませんでした。
・・・ことしはこんなのばかりでしたね。

すると、
花が咲きましたー!!いやほぅ!!
これまでも2,3輪は見つけることもありましたが、こんなにしっかり咲いたのは栽培十年くらいかな?にしてはじめてです。切り残しの枝だったとしたら、ローズマリーは秋に切らないと咲かないよ、ってことになるのでしょうか。

セイレムはローズマリーのなかでも濃いめの色の花が咲きます。
香りは結構するどいので、料理に使うにはほかの品種が良いかもしれません。寒暖両方に強いです。水切れには弱いです。

それで、タイトルの話です

バラの入れ替えをすることを決めました。
世話人がちょっと忙しくなりそうなこと。
夏を越した後株の生育状況にはっきりと差が見えてきたこと。
なんか違うこと。
手に負えなかったこと。
そんな理由でこの際思い切って、株数を減らします。
一年前だったかな、つぶやいていた、「2出1入」の割合で品種を入れ替えます。
(つぶやきといえばXが有料化ですって?どおなるのぉぉぉ
と思ったら読む専門のひとはセーフぽい。助かりそう。
年間200円くらいで対策ができるものなのかしら、できるか大量にアカウント持ってるのが相手なら)

見繕った基準は

  • 暑さに弱そうな(9月に急激に疲れてきた)株
  • 長年シュートがでず枝が木質化なのか枯れ気味なのか、なんだかわからないが古い枝しかない株
  • カイガラムシを退治できなかった株
  • 現代バラで、作出が古い株

私はカイガラムシにからきし弱いのです。すぐにパニックに陥っちゃう。
バッタはふんづかまえられるのに、カイガラムシは見るものいや。
多分、おしなべて細かいものの集合体が苦手であるようなので、そのせいかと。

夏の終わりに、手入れを放棄していたバラたちをようやく見回ってみると、つぎ口の付近から上に30センチほどの高さまで、カイガラムシが発生していました。つぎ口あたりには幼虫の群れが、上のほうにはぽつぽつと成虫がついています。
我が家では従来見ることがなかった虫です。2021年にパブロワについているのを見つけました。こちらも農薬などを使用しがんばったのですが発生し続けて、生育も悪く、2022年に処分しています。
今回はデスデモーナに発生しました。ハブラシで見えるものを落とし、カイガラムシスプレーを噴射し、オルトランDXをまいて、これで大丈夫かな、と思っていたおよそ一か月後、ふたたび白い細かい集団が発生しているのを見てしまいました。カイガラムシのスプレーはひと月ほどは効果が続くはずなのですが、復活があまりにも早く感じて、こわくなってしまいました。
既にほかの株にうつっているかもしれませんが、今はこの株をほかから離さないとという一心で(というよりただのパニックだったかも)、大好きな品種でしたが処分することを決めました。

ほかにうつっていないといいなあ・・・うつってそうだな・・・

暑さに弱いなと感じたのは、トロイメライ。
遅咲きで、梅雨の入りのころに咲くので花弁が汚れがちでしたが、香りがとてもよいし花形もきれいで気に入っていました。花首は弱かったです。
9月になり、ほとんどの株が新芽を動かしだしたタイミングで葉が黄と緑の派手なクロロシスにかかり、どんどん落葉していきました。生育は完全に停止。がっちりした大苗で期待大でしたが、シュートはでませんでした。

古いバラ、なんかちがう、というのは、ザ・ピルグリムとエグランタイン。
こちらも大好きなバラたちであるものの(ってこの狭いベランダにそんなに好きではないバラを置くスペースなど1平方ミリメートルすらないのですが)、ピルグリムは我が家の栽培条件ですと花数が少なめなうえ、短く剪定してもつる仕立てにしても1メートルほどステムが伸びてしまいます。オースチン社からは近年いくつかの優秀そうな黄バラが発表されていることもあり、どれかにかえよう、ときめました。そのうちに。いつになるか分かりませんけど。地植えだとすごい咲いてますよね。うらやましか。
エグランタインは、流通している株の花の質が二種類あるみたいで、枝替わりとはいわないまでも性質が少し変わっているものが混ざっているのかな、と想像しています。数年育ててもカタログのような花形にならず、香りが弱く、などちと怪しいといいますか私の愛するエグランタインではない。と判定しました。

木質化云々、は、クロードモネ。
こちらもだいす、もういいか、シュートが出てこないのは連続開花性の良さによるものなのか、その性質に世話人の栽培技術が追い付かず生育不良となるのか。新しい株を買いなおしてもよさそうです。これもまた、そのうちに。

手に負えなかったのはやはり、オールドローズたちでした。何世紀にもわたり品種として残り続けた生命力をなめていました。勢いがすごすぎてもてあましてしまった。これは自分の勝手で本当に申し訳ないと思いながら・・・
ボローニャ、ヴィレッジメイド
どちらも大大大す(略
広い庭のある家に越したら、また。
いや、もう無理かな。庭に手をかけるのが面倒になりそ。今年花を見ておいてよかった。

です。
長い間気になっていたバラを一度でもそだてることができて、いろいろ分かって、捨てるのかー、でもまあそれでいいや、という気分になっているわが身の現在でございます。

これなんだろ?

きのこみたいですが・・・はじめてみたぞ

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