チューリップ2026シーズン

まえがき

2025年10月、2026年の春に向けたチューリップの球根を買いました。

はやる気持ちを押さえて例年6月ごろには行っていた予約はせずに、出回る季節になるまで何を植えるかじっくり考えました。

最近は入荷がないため予約をキャンセルされてしまうこともあるようです。品種の取り違えは仕方がないとしても、いろいろ組み合わせを考えて予約注文をしたけれど一部だけ届いてしまい当てが外れた、という展開をなるべく避けられればと。

さて、品種。

2025シーズンは、華やいだ明るいベランダを目指して白、サーモン、マンゴーカラーの品種を選びました。

その結果がこちら ↓

要約すると、

私が求めるチューリップの景色は、「ピカピカ」ではないようだ、と気が付いた2025シーズンでした。

そこで今シーズンは以前育ててみてよい思い出があるもの、咲かせられず心残りがあるものと、新たに魅力をみいだしたものを選びました。

  • エステラ・ラインベルト
  • ブラックヒーロー
  • ホワイトフラッグ
  • フレミング・スプリンググリーン

派手ながら、落ち着いた雰囲気です。

矛盾ですか。育てた方にはなんとなく伝わるのでは・・・ないか、なくないか。

フラッシーシックなベランダを目指します。

そんな言葉があるのかどうか。ないか、ないね。

で、

この時期になっても、買おうかな、と思っていた品種が売り切れていないのはやはり、園芸神のお導きなのでしょう!

ということにして。

価格が上がってしまったせいか、数年前よりも販売単位あたりの入数が減りました。見栄えとしてはいまいちかもしれないけれど、いろいろ植えたいベランダ栽培者にとって少しずつ買えるのは悪くないです。


生育状況メモ

2月23日:芽が見えています

芽が出た様子を記録していて、なんとなく、思ってしまったのですが。

植え付けるときは球根全体を見て「どちらかというとこっちが平らだよね」という判断をしていましたが、実物は三角錐のような球根もあります。

そして、平ら指数(何)の高そうな向きで丁寧に球根を植えた結果、思惑とは全然違う芽の出方になっているような・・・

そこで、

芽と植え付け時の球根の姿をよく見比べてみると、

芽の出方は、球根の膨らみ方よりも、頂芽部の向きや湾曲度合にリンクしていませんか。

なんて思ってしまったわけで。

上から見て膨らんだ側と平らな側が見えるように球根の底盤(というのですって、根が出る固いところ)を下向きに植えるのではなく、頂芽の向きと角度をそろえて植える。結果底盤が横向きになることもある。

というイメージになりましたが、いかがでしょうか。

・・・・あれ皆さんすでに知ってました?私だけなの?

3月23日:失敗の予感・・・

前回投稿から一ケ月たちました。

遠目にはよく育っているように見えていたのですが、撮影してみたらなんだか様子がおかしいような・・・

この一ケ月は、寒暖の差が激しかったり強風が吹いたりと厳しい生育環境でした。庭番も水やりが予定通りにできませんで、根を乾かしてしまったかもしれません。

植え付けも浅かったので、芽の先が寒さにやられてしまったのかもしれません。

葉の伸びがわるく、つやもない、元気のなさにこの先悪い予感しかありません。

4月10日:咲き始めました

最初の開花は、ホワイトフラッグでした。

フレミング・スプリンググリーンは開花しないことがわかりました。

10日あまり遅れて、八重咲のブラック・ヒーローが咲き始めました。

4月27日、エステラ・ラインベルトがようやく開花しました。


生育・開花状況を品種ごとにまとめました


エステラ・ラインベルト

今年もたくさん販売されていました。この先も心配いらない品種かな。

10月29日:植え付け

球根は少々小ぶりでした。今回は球根の膨らんでいる方を背中合わせにして植えてみました。

葉の出る方向が整ってきれいに見えるので、球根は同じ向きに植えるのがコツ、だそうです。無視します。

芽の様子

2月の時点ではいい感じと思っていましたが、3月になると葉の伸びが悪くなり、生育不良に見えます。

開花の期待がうすそうな3月の生育状況でしたが、3球のうち2球につぼみがあがりました。

パーロット咲きはさきはじめにも見どころがあります。

開花

今年のベランダではもっとも遅い開花となりました。

すごくきれいです。

こういう花姿のチューリップが一番好きかもしれません。

同じ日。午後には結構ひらいてしまいます。天気が良いと芯が見えるほど開いてしまうので、きょうが雨なのはうれしいです。

ブラック・ヒーロー

黒い花はあまり買わないのだけれど、チューリップだけは別です。花色の傾向が少しずつ異なる黒チューリップのなかから、花友さんのところできれいだった思い出がある、八重咲の品種を選んでみました。

10月29日:植え付け

しっかりした5球を7号鉢へ。ちょっと狭いかな。

中心の1球を取り囲むように、球根の平たい側を内側へ向けて植えました。エステラとは反対。

芽の様子

4鉢のうち最も順調です。

開花

咲きました。

吹き荒れる強風をうまくいなしています。

期待通りのきれいさで咲いてくれました。

ホワイトフラッグ

急遽追加した品種。初栽培です。ステムが黒っぽく、大人な雰囲気が素敵に見えたので。

10月29日:植え付け

ふっくら大きな球根です。ブラックヒーローと同じ向き・球根の平らなほうを内側に向けて植えました。

芽の様子

葉の波うちは個性なのか、病気なのか・・・・

開花

開花一番乗りは白様。

花茎の紫色と白の花、花粉も白なのがお気に入りポイントでした。予想通りの美しさです。

さきはじめ。4月10日

フレミングフラッグという大好きな縞模様のチューリップがあるのですが、同じ名前ということは兄弟品種なのでしょうか。

右側の花弁にひとすじだけ、フレミングフラッグに似た色のラインが見えています。

ごみじゃありませんのよ

高い太陽のしたで、白い花弁が輝いていました。

3月中は芳しくない葉の様子に開花までこぎつけられるか心配したものですが、4月にはいり急に葉が伸びだしてあっという間に咲いた気がします。

見本通りの花姿で早咲き、申し分ない品種でした。

濃色のステムがやはり、よいですねー。

たくさん植えたくなりました。

一日中すさまじい防風が吹きあれた翌日。

葉が一部反り返ったりと少し乱れたものの、茎は折れることなく耐えていました。

日がたつにつれつぼみのときの黄色味がぬけてくるからでしょうか。昨日よりもより白さが増したような。

昨日は透明感のある白、きょうは乳白色に見えます。

シックですねー

咲き進むとピンクの筋がみられるようになり、フレミングフラッグの仲間であることを確認できました。

フレミング・スプリンググリーン

2023年の春に一度栽培しましたが、開花を見る事が出来ませんでした。もう一度。

11月5日:植え付け

到着後10分以内に植え付けを終えました。ちょっと、だいぶ、待ってました・・・

ホワイトフラッグと同じように、球根の平らな方を内側にして植えました。

芽の様子

寒さにやられて芽の先がすこしつぶれてしまいました。今年こそはと期待している品種ですので少し不安です。前回全く咲かなかったのも寒さにやられたからだったのでしょうか。植え付けが浅すぎたのかもしれません。

開花せず

3月よりは葉が生育していますが、葉の中心を覗き込むと、花芽がつぶれています。

もう少し早く植えてあげたかったですね。こればかりはどうしようもありませんけれども。

あまり出回っていない品種です。これから増えてくるかもしれませんが、販売終了の恐れもあります。この球根を育てて来年、咲かせることはできるでしょうか。

この品種、2回連続の失敗です。なにか栽培のテクニックが必要なのでしょうか。ただ植えるだけではいけないのかもしれません。

2026シーズンのまとめ

フラッシーシックなベランダを演出すべく選んだチューリップたちでしたが、

咲かせてみれば

シックは成功、フラッシーは???という結果になりました。

フラッシー側の品種が未開花と2開花にとどまってしまったのが残念でした。

丈もまちまちです。

集めてみると、

・・・・まとまりは、ないですね。

開花の時期はもっと注意深く選んだ方がよさそうです。遅い品種が咲くころには初めに咲いた品種が終わってしまいました。

しかし、個性が強い品種たちですから、一斉に咲かないのがむしろ正解だったのでしょうか。

まあそれぞれ、美しかった、ということで、いいや、もう。

2月の芽の様子からは惨敗を予想していましたが、おもいのほか綺麗に咲いてくれました。

やはり一重の単色品種は強いですね。副芽からも小さく開花してくれています。

複色、パーロット咲きがこんなに難しいと感じたのは、初めてでした。

2026チューリップシーズンはおわりです。

課題はあれど、それぞれの品種が、購入時に思い描いた姿で美しく咲いてくれたという点では昨シーズンよりも満足しています。品種違いがなかったのもうれしいです。

来年の春、園芸界隈はどうなっているでしょうか。

秋に球根が海を越えてやってきてくれるのかどうかも定かではない状況です。

趣味どころではなくなっているかもしれませんね。

長々とおつきあいいただきまして、ありがとうございました。