バラの植え替え ブリングミーサンシャイン/ポルトブルー

冬は寒いし、忙しいから。

ブリング・ミー・サンシャイン

作業日:2025年11月13日

春には爆発的に開花したものの、その後は期待のベーサルシュートが出ませんでした。しかし夏剪定後の新芽の伸びを見るに元気ではありそうな。

去年の秋は、15L鉢の三ヶ所を縦に堀り下げて土を部分替えしています。このやり方は初めてでしたので、根の成長が気になっていました。

見てみましょう。

15L鉢から抜き出してみると、鉢の外周にそって白根が元気に伸びていました。土をかえた影響はとくにないように見えます。

肩の土と底のごろ土、それにぼろぼろになった土どめの網をはずして、

根がない部分の土は変えてしまおうと思い、マハネのときと同様に発掘作業よろしく土を丁寧に落としていきます。すると。

中心部の、ゴボウ根と呼ばれる太根は黒く、枯れているようです。隣のやや細めの太根の先からは少し、白根が伸びています。

そして、ゴボウ根の周辺、つまり根株の中心部にはあたらしい根が伸びていないことがわかりました。

向こうが見える・・・

白根があったのは、鉢壁に沿った土の再外側と、新土でマルチしたり肥料を施したりしていた、上部表面付近のみでした。

これでは15Lもの量の土はいらないようです。枯れている根を切り離して8号スリットへ植えなおしました。

ちなみにこの株は輸入苗です。イングリッシュローズの裸苗を植え付けるときは、ゴボウ根は植えたい鉢の大きさに合わせて切ってしまって大丈夫かも。


ポルトブルー

作業日:2025年11月23日

長く伸び頼りなげにゆらゆら揺れている2本の枝の支柱を外して、7号鉢から抜き出してみました。同じ大きさの鉢に植えなおします。

地上部がいまいちなわりに、思っていたよりも根鉢はしっかりでした。

この根鉢を崩してしまうのがもったいなくなり鉢増しを考えましたが、結局半分ほどほぐして用意していた7号鉢へ。切ってしまうよりは花を多く見られるかもしれないので、枝は誘引するつもり。案外元気でよかったです。


この用土は、使用済みの土に春の残渣(チューリップなど)をカルスNCR・硫安を加えて再生仕込みをし、ひとつきほど待ったあと植え付けに使いました。植え付け時には残渣がみえなくなっていたものの本当に土がよみがえるのか半信半疑でしたが、この結果なら使う価値はありそうです。ほかのメーカーさんからも再生用の微生物資材の販売がありますので、いくつか使ってみるつもりです。大和の「古い土の再生材」も以前使っていましたがこちらはなんと、使用済みの土に混ぜ込めばすぐに新たな草花をうえることができます。

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