ピンクニゲルダブル実生の栽培記も4シーズン目になりました。今年は無事咲いてもらえるでしょうか。
というつもりで今シーズンをはじめようとしたところ、咲くどころか、生き残ってくれるでしょうか、になっていました。
・・・・でしょうか、なのはなぜなのか、といいますと。
こんなことをしていたからでして。
2025年9月13日:株分けせざるを得ず
お気に入りのニゲル。酷暑を日陰・風が強めのベランダの隅で耐えさせました。部屋に入れても逆に腐る気がして。夕方水をじゃぶじゃぶかけるだけの世話無し管理でした。
鉢増しするために、手元に持ってきました。
地上部の見た目はきれいでしたが、よく見ると鉢の真ん中ががらんとあき、良くない管理にありがちな姿になっています。このまま植え替えても無駄に鉢を大きくするだけかしらと、思い付きで株分けを始めました。
中心近くの根の土を丁寧に落として、剪定ばさみを入れ、力を込めて!
…切ろうとしましたが難なくあっさり分かれてしまいました。いい予感ではないですね。

分割した切り口の下の方が黒く変色しています。


少し触ってみると腐っていることが分かったので、爪でこそぎ取りました。ちなみに根は切っていません。5号鉢でこんな程度まで少なくなっています、先が腐ってしまったのですね。

切り口をこそげているうちに株がぽろっと別れてしまい、葉が一枚の、芽がポコポコ見えている小さな株が一つできました。そのあと葉も取れて芽だけになってしまいました。合計3株。
で、いつもならこのまま気にせず植え付けてしまうところを、

オーソサイドを溶かした水にしばらく根をつけて
水気をとり切り口を少し乾かしてからトップジンペーストを塗って
ゼオライトをひっつけて
植えました。
このニゲル、お気に入りなので枯らしたくなくていろいろやりました。実生なので同じものは手に入らないのです。
でも。
庭番には、根洗いに近いほど土を落としてしまったヘレボルスを復活させられた記憶がないので、正直再生は厳しいかもしれません。
でもでも。
そもそも根がなくなるほど痛んでいたのですから、土を落とさず株分けせず植え替えたとしても枯れてしまうかも・・・・だったらやってみるを選びたいですよね!
え間違ってる?
つづく・・・といいのですけど。
2025年10月5日:どうなった?
葉が取れて芽だけになってしまった一株は、だめになりました。
葉があった二株は、まだ葉があります。


生きているのかは、どうでしょうか・・・ヘレボルスって姿を保ったまま気が付いたら枯れている事がありませんか?
つづく・・・かな?
2025年11月23日:生きています
10月でも良い天気の日には葉がだれることがありましたが、新葉が展開しはじめました。白いつぼみがひとつみえてきました。


こちらの株は元気そうですが、残念ながら今年の開花はなさそうです。


とりあえず。株分けは失敗していない。ということでよろしいでしょうか?
つぼみが細めなので、本来の豪華な八重咲きは見る事が出来ないかもしれませんが、生きててくれているのがうれしいです。
続き・・・たいな
2025年12月13日:つぼみが少し膨らみました
前回の記事の下の画像の株です。見えていない所でちゃんと生命活動をしていたようで、新芽とつぼみがあがってきました!

早くからつぼみを見せてくれていた株は、新芽がどんどんあがってきました。


株分け成功!
と言っても大丈夫かなという雰囲気ですね。よかったです。
株分け時についていた葉は葉柄が倒れてきました。新しい葉に日光を当てるためでしょうか。
古い葉たちは我が家ではまだ邪魔にはならないので、完全に仕事を終える春までは残すことにしました。ヘレボ栽培歴が長く、経験値が高い花友さんの話を聞いて決めました。
花友さんによると、ヘレボルスの栽培では開花時期に古葉も新葉も、すべて取り除いてしまうとのこと。しかし、実際にそのような花茎だけの株を購入すると、翌年花が咲かないことが多いとのことです。
植物が葉を落とすのは休眠するということ、と体感している庭番にとって、活動時に葉を落とすという理論にはいささか首肯しかねるところがあります。花を咲かせるという最もパワーが必要なときにその生産源を絶ってしまったら、十分な体力を保てるのだろうか?と。
持論に叶う一点だけを拾い「やっぱりそうだよね!」というのも大人らしくはありませんが。
ナーセリーやプロ栽培家さんが採る栽培方法です。正しいのでしょう。しかし、素人なのです。あんなに根がなかったうえ株を裂かれたコたちです。むしろ花茎を切ってやる、くらいが必要かもしれないので。
なんて熱くかたってみたりしてみた。
今日はねぇ、寒いのよ~

