今年もベランダに幸福が届けられました。
内側から外側まで、花弁の色の濃淡がなく、レモンでもマスタードでもないこの色をわたしは「ゆでたまごの黄身の色」と表現しています。
透明感のないぽってりしたきみいろがかわいいです。


小ぶりでも大輪でも、花形が安定しています。



鉛筆より細い枝でも整った花を咲かせてくれます。ベランダではちょうど目線の下あたりで咲いてくれるので、細枝も温存しています。

太い元気な枝ですと、今つぼみが高さ2mくらいの位置にあります。ベランダでは伸びすぎです。適当な時期に先を折ればよかったかなと思いながら見上げています。


たくさん咲きました。あたりに良い香りがただよいます。


蕾をほとんど摘まずに少し小さく咲かせてみました。花形が安定しているのがわかります。どの花もきれいです。



その名に恥じない、ベランダの太陽的なバラです。

見ていると気持ちがはずんできます。

冬に、鉢の土を三ヶ所堀りだして新しい土で埋め戻す、というやりかたで部分的に土かえを行いました。初めてのやり方だったので根へのダメージを心配しましたが、生育への影響は見た限りではなさそうです。去年と変わらない春を迎えられて一安心です。
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