まえがき
10月、2026年の春に向けたチューリップの球根を買いました。
はやる気持ちを押さえて例年6月ごろには行っていた予約はせずに、出回る季節になるまで何を植えるかじっくり考えました。
最近は入荷がないため予約をキャンセルされてしまうこともあるようです。品種の取り違えは仕方がないとしても、いろいろ組み合わせを考えて予約注文をしたけれど一部だけ届いてしまい当てが外れた、という展開をなるべく避けられればと。
さて、品種。
2025シーズンは、華やいだ明るいベランダを目指して白、サーモン、マンゴーカラーの品種を選びました。
その結果がこちら ↓
要約すると、
私が求めるチューリップの景色は、「ピカピカ」ではないようだ、と気が付いた2025シーズンでした。
そこで今シーズンは以前育ててみてよい思い出があるもの、咲かせられず心残りがあるものと、新たに魅力をみいだしたものを選びました。
- エステラ・ラインベルト
- ブラックヒーロー
- ホワイトフラッグ
- フレミング・スプリンググリーン
派手ながら、落ち着いた雰囲気です。
矛盾ですか。育てた方にはなんとなく伝わるのでは・・・ないか、なくないか。
フラッシーシックなベランダを目指します。そんな言葉があるのかどうか。のちにはやりますので。
・・・吹きました。
そのうち、ほらね。なんて。ないか。
それで。
この時期になっても、買おうかな、と思っていた品種が売り切れていないのはやはり、園芸神のお導きなのでしょう!
ということにして。
価格が上がってしまったせいか、数年前よりも販売単位あたりの入数が減りました。見栄えとしてはいまいちかもしれないけれど、いろいろ植えたいベランダ栽培者にとって少しずつ買えるのは悪くないです。
エステラ・ラインベルト
今年もたくさん販売されていました。この先も心配いらない品種かな。
10月29日:植え付け
球根は少々小ぶりでした。今回は球根の膨らんでいる方を背中合わせにして植えてみました。
葉の出る方向が整ってきれいに見えるので、球根は同じ向きに植えるのがコツ、だそうです。無視します。


ブラック・ヒーロー
黒い花はあまり買わないのだけれど、チューリップだけは別です。花色の傾向が少しずつ異なる黒チューリップのなかから、花友さんのところできれいだった思い出がある、八重咲の品種を選んでみました。
10月29日:植え付け
しっかりした5球を7号鉢へ。ちょっと狭いかな。
中心の1球を取り囲むように、球根の平たい側を内側へ向けて植えました。エステラとは反対。

ホワイトフラッグ
急遽追加した品種。初栽培です。ステムが黒っぽく、大人な雰囲気が素敵に見えたので。
10月29日:植え付け
ふっくら大きな球根です。ブラックヒーローと同じ向き・球根の平らなほうを内側に向けて植えました。


フレミング・スプリンググリーン
2023年の春に一度栽培しましたが、開花を見る事が出来ませんでした。もう一度。
11月5日:植え付け
到着後10分以内に植え付けを終えました。ちょっと、だいぶ、待ってました・・・
ホワイトフラッグと同じように、球根の平らな方を内側にして植えました。


水をあげて、無事咲くようにお祈りです。


