2025年の春に向けて、保管していた Hyacinthoides non-scripta を植えました。
2024年の春は咲きませんでした。来春は咲いてくれるかな。
シーズン終了までこのページで追いかけます。
2024年10月7日:植え付け
葉が出る時期が少しずれている球根を分けて保管していました。
分けた後、植えていた土をそのまま使い、小さめの素焼き鉢に入れてベランダで夏越しさせました。ごくたまに水を土表面が湿る程度にやりました。
球根を出してみると少しだけしわが寄っているものもありました。
イングリッシュブルーベルを販売されているナーセリーさんの動画によると、球根がへちま・ひょうたん形になるのは浅植えだからとのこと。結構埋めたつもりだったのですがまだまだだったようで。
1群
芽の出が早かった群。
スリット5号・6個,モスポット4号・最大の1球を贅沢植え、モスポット4号・4個 計3鉢

2群
芽の出が少し遅かった群。
スリット5号・11個 計1鉢

あのう、今見てみれば球根が小さかったので芽の出が遅かっただけなのでは、という気がしてきました・・・・

2025年3月7日:芽が出てきました
芽が出そろってきました。
一つしか芽が出ないわあ、という鉢があったのですが、上に一球植えと書いてました。忘れるものです。

2025年3月28日:葉が展開しています
球根一個植えの鉢です。他よりも大きな球根でしたが、ほかの鉢と比べて芽の出がややおそく、生育は追いついてきて皆と同じような葉の伸びになっています。

2025年5月7日:開花
入手から初めての開花を迎えた2023年は本物かどうかを追究した年でした。
自己判定の結果を確かめたかった2024年は生憎1球も咲かせることができず、ひたすら球根を増殖させた年になりました。ま、球根が消えてしまわなかっただけでもよしとしましょう。
さて、待ちに待った2025年の開花は、どんな花が咲いたのでしょうか・・・
4鉢のうち3鉢が開花しました。2023年の開花時期が早めだった1群のみなさまです。中央のステム3本が5号スリット鉢植え、左の1本がモスポット贅沢1球植え、後方の1本がモスポット4球植えです。

中央の2茎は、2023年の5月4日に咲いたものによく似ています。
イングリッシュブルーベル本物の条件
- 先端が下向きにカーブする花茎
- 弁先がくるっと巻き上がる
- 花粉は白色
を満たしています!

ほかの3本は、開花の始まりから3日ほど待ってみましたが茎は直立したまま、そして弁先のカールが甘いです。さらに茎が中心の2本よりも長めです。(モスポット植えは鉢が低いので短く見えます。)2023年4月28日に咲いたものによく似ています。
さあ、どちら、も、イングリッシュブルーベル、と、いえる、のでしょうか。
そして、開花時期の違いで真贋(といういい方は厳しいか)を見分けられるのでは、とも考えていたのですが、一鉢に違う姿が混ざっていましたね。遅咲きだった球根を集めた2群の開花がどんな風なのか、待ってみましょう。
2025年5月12日:2群(遅咲き)開花
遅咲きの割には早かったような・・・?前回の開花では早咲きの開花から少し期間が空いていたような気もしますが・・・
1球が開花しました。
見てみましょう。

おおむねイングリッシュブルーベルの特徴をとらえているように見えます。2023年の開花では筒の部分のふちが波打っていました。この花も同じように咲いています。5月7日開花の花姿に比べて、胴がふっくらした雰囲気です。
欲を言えばもう少し重い魚に引っ張られている釣り竿な感じがいいかな?球根がもっと太れば花数が増えて、理想の姿になるかもしれないな、という希望の持てる花姿です。
ほかの芽にはつぼみの気配がありませんので、今年の開花はこれで終わりかもしれません。遅咲き群のものが十日後ごろに動き出すかどうか。あればまた。