イチジク・バナーネ2020秋果収穫まで

2020年7月27日:実が見えた

楽しみにしていた夏果はひとつ食せたあと2つ落果してしまい、残りの2果も温度が足りないせいなのかなかなか熟れなくて、夏も秋もダメ、なのかなあ・・・早生日本種を庭で大木にすることでしかこの土地でイチジクと仲良くする術はないのだろうか。などとネガティブ思考の今日このごろ。

近所のイチジクたちはピンポン玉よりひとまわり小さいくらいまで肥大しています。
これが2-3か月後に熟れるのですから、いま↓のような秋果の大きさではやはり無理でしょうか。

この枝は夏果の先の新枝で、樹形が頭でっかちになっていることもあり、収穫後にばっさり落とすつもりでいました。でもこうなってくると、迷います。なぜかというと、秋果を期待して強剪定した枝からのびた新枝には全然花がついていないからです。

2020年8月7日:実が少しふくらむ

7月27日の小さな実がここまでおおきくなりました。
4センチくらい。
このペースならもしかして収穫にまにあってくれるかも!?

2020年9月30日:実がさらにふくらむ

夏の間は動きがなかった実がここ数日で膨らみだしました。
ワクワクしますねー

2020年10月4日:収穫・試食

今シーズンの秋果初収穫です。虫よけのためにかぶせておいたお茶パックがぎゅうぎゅうになるほど膨らんだバナーネの果実をティッシュでくるむこと数日。
触るとやわらかく、緑色から萌黄色に変わってきたところを収穫しました。

94gありました。
一昨年に比べてかなり大きいです。
枝の太さ(=年数ですね)によって実の大きさも変わってくるようですね。
切ってみるとこんな感じ。
イチジクは水分が少ない果実なので、梨などのように口いっぱいに甘みが広がるということはないのですが、かなり甘みが強く、おいしい味わいでした。

二日後の収穫はこちら。
左が88g、右が95gありました。

2020年10月24日:秋果最後の収穫

バナーネの収穫が終わりました。秋果は4個収穫できました。
・・・・少ないね。
大きくなる品種とわかってはいましたがやはり鉢では狭すぎた、ということでしょうか。
夏の終わりにはたくさん実がつきはじめていまたものの、時期的に遅すぎましたねー。
あっという間に寒くなってきて成長できませんでした。
最後の1果です。

味は・・・
!!!!
甘くておいしい~

寒冷地でのイチジク栽培は日にちがかなりシビアです。
バナーネは寒さに強いわけではないのでしっかり防寒してあげる必要がありますが、寒さに強い品種を選んでもこの土地での芽吹きは5月なので、その後の生育は遅めです。
ここをクリアし、4月中にしっかり葉を伸ばすことができれば、素人でも夏、秋、とよい収穫が見込めるかもしれない、という話になりました。