バラの植え替えをしようとしたらガンシュでした

はい、そんなとこでした。

10月11日

花が咲き終わったブルー・グラビティを今のうちに植え替えます。

クロロシスがひどいバラが数株あって、お手製二価鉄液をやったところ新葉は正常に戻ってくれて喜んでいましたが、このバラだけには全く効果がでてくれませんでした。

去年は植え替えていなかったこともあり、土をごっそりかえてみたら少しはましになるのではと、ハンドフォークで大胆に土を落としていくと、

7号鉢の半分にしか根が回っていませんでした。

?と思いながらなおも土を落としてみると、

普通の根は当たっても抜けない程度のやさしい手つきで土を掻き落としていたにもかかわらず、この部分はフォークが当たるなり表皮がぽろりとおちて中の白い部分がむき出しになります。

やっぱり、あれですかね・・・・

我が家でがんしゅ病を見ることはほとんどなかったので、念のためネットの画像や書き込みなどで確認してみましたが、どうやらそうらしい、ということで・・・・

がんしゅをとりのぞいてそのまま栽培することもできるようですが、そもそも生育不良でいつまで生きているかわかりませんし、ほかに現在運よく侵されていないバラがあるのなら、り病は防いであげたい。

ということでお別れを決めました。

ブルー・グラビティの栽培はおしまいです。

ほかにも気になるバラがあるのよねー。早めに崩してみましょうか。


10月13日

気になっていたバラ、ラリ・デ・ガゼルの開花が終わったので、こちらも鉢から抜いて、根の様子をチェックしてみました。

こちらも、去年は植えかえを行っていない株です。クロロシスと生育不良です。

予想通り、

ブルグラと同じような位置に、黒いぼこぼこが多めの塊を見つけました。

ラリ・デ・ガゼルの栽培も、おしまいです。

バラが一度弱ると元の勢いに戻すのは結構難しく、また年単位の時間がかかります(これは栽培者の腕次第かもしれませんが)。これまでの経験から導き出される結論としては、また花が見たいのであれば思い切って元気な苗を買いなおすほうが、時間も心も資材代なども、結果効率がよいです。皆さんに勧められる方法ではありませんけれど。

この二品種は、生育が悪くなったのは植え替えしなかったからかもしれない、という思いで早めの植え替えを行った結果ガンシュを発見しました。ほかのバラに比べて明らかに生育がおかしかったとはいえ、これから植え替えを行うバラたちにも発生していたらどうしよう、と不安になってきました・・・。見つけたら処分するしかないのですが。

バラの処分はできますけど、問題は大量の培養土の処遇でして。


「培養土をどうするか問題」をライトに考えてみた

  1. 捨てる・・・簡単、気分よし。しかし小分けと時間をかけたゴミ出しが必要。
  2. 消毒する
    • 薬剤を使用・・・逆性石鹸液を散布する。殺菌できているか不安。
    • 熱湯を注ぐ・・・どんな大鍋で湯を沸かせばよいか。殺菌できているか不安。
    • 太陽光と熱で・・・簡単、時間がかかる、場所をとる→冬なら。殺菌できているか不安。

消毒方法3種を全部やってみたらいいかもしれない。菌数が減った土に新たにあれこれ菌やら土壌改良剤やらを投入するのは得意というか、好きだし。

逆性石鹸、1000円しないくらいで買えますか。次亜塩素酸ナトリウムのほうが圧倒的に安いけど。

大鍋なら、芋煮シーズンの今ならスーパーでどでかい鍋を貸し出しているから、それを借りてきて・・・・でもうちのガスの火力で沸かせられるのかしら・・・それにお湯ができたところで土に注いである程度の高温をある程度の時間保つことってできるのかしら・・・・

「メロン」のガンシュ病には、日光消毒で効果があったという文献を見つけました。まぁメロンだし・・・でもちょっと期待しちゃうなぁ。

などといろいろ考えてみました。お風呂は考え事がはかどります。


ガンシュ病にかかったバラを植えていた土を再生してみようプロジェクトへ つづきます。