2024年春のバラ４：マハネ

かぞえきれる程度の数しか花が咲いてはいないベランダですが、窓を開けていると風に乗って室内へよい香りがただよってきます。幸せですねぇ。

またもいいバラを手に入れてしまいました・・・・・

デルバール社のスーブニール・ダムールシリーズ。

香りのバラで界隈では有名なデルバールのバラ・ナエマの枝替わりだそうです。

名前も「千夜一夜物語」の登場人物ナエマの妹から。

ナエマ、その香りを嗅いでみたいとずっと気になっていたのですが、直立する剛枝、つる仕立てにするとステムが長くて映えない、などの、好評・・・、をいただいているようで、ベランダでは難しいかなーとなかなか踏み切れずにいました。ところが、花色が白になったとたん、一も二もなく注文ボタンを押している自分がいて。デルバール社のバラには苦手意識を持ちがちでしたが、ガゼルを育てて良い印象にかわったことも、後押しになっていたのかもしれません。

絶対に失敗したくなかったので、裸苗ではなく開花苗を購入しました。

つぼみの状態で香っています。

千夜一夜物語か。一度読んでみようかしら。

不思議の国の千一夜は読み込んだのですけどね。マンガですね。

次の日

さて、待望の開花は！

・・・あれ？なんか

く、くわれ・・・えーっ！！

ゆるゆると開いてくる花びらは少しピンクの乗ったホワイトでした。

何と言いますか、清潔な香りがいたします。花色とよく合っています。

きれいなカップです。

開くと純白になります。

別の花を撮っているのだけど、全部同じに見えちゃうのは・・・花の完成度が高いから、なのかしら。

開き始めから芯が見えるのは木が若いからなのでしょうか。

芯が見える白バラは好きなのでこれもあたりではありますが、見本はもう少し八重度が高い姿です。

それにしてもいい香りです。

今のところ、開花の高さは50センチあるかないか、のHTタイプです。花が終わりしだい大きな鉢に植え替えです。ナエマと同じようにぐいぐい伸びるのかなあ、と少々恐れもありながら、でも元気に育ってほしいです。

別の花。

やっぱり同じですね💦

おんなじだからもうそろそろいいか・・・

エクリプスとは雰囲気も香りも全然違うので、白バラばかりだね、ということにはならず楽しむことができました。

まだ開いていないつぼみが半分ほど残っています。一気に咲いて一気に散ってしまうことはなさそうなバラです。