土づくり資材メモ:2022シーズン用

2021年11月:アンナプルナ

使用済みの土を引き取ってくれるところがなくなったので、これからは土の再生を繰り返しながらの栽培になります。

ですが、正直、

いやだなあ~😥

言い訳するとベランダが狭いので土を広げられずあんまり乾かすことができない。それにうまく育つ土に再生できる自信がない。
で、自分にあったものを探して古土の再生材をいろいろ物色しました。連作障害を防いでくれることを重視。
(ぼやき:園芸用土や肥料って、ちょっと買うとなると無茶苦茶高いのに、15キロとか40Lとかだと爆安だから困ります。そんなの置くところがないんです・・・。)

で、使ってみたかった資材もありましたが容量の関係であきらめて、やっと見つけたこれ。

アンナプルナ

アンナプルナとは、Wikipediaによるとヒマラヤ山脈に連なる山群の総称で、サンスクリット語で「豊穣の女神」という意味があるとか。いい名前ですねぇ。

たいていでっかい袋入りでの販売なのですが、なんと、1キロ入り袋を見つけたのです。我ながらよく見つけたもんです~えらいえらい。

外袋の記載によると

原料:ヤシ、ニーム、カランジャ、トウゴマ、ミミズ堆肥+好気性細菌など6種の微生物
原産国:インド

カランジャとは何ぞやと思いましたがどうやらインドの伝統的薬木のようです。1キロ1袋で10号鉢10個分の土を再生できるようです。なかなかにお得です。
古土に混ぜるだけで連作障害を回避してくれるとのこと。簡単です。なんて私にピッタリな資材なんでしょう~

今年の植え替えで出た古土の再生材として使用しました。再来シーズン用の土になります。

2021年12月:プロのバラ女子 バラ元気サプリ

今年は、春以降のバラの成績を悪くしてしまいました。

  • 病虫害の被害が少なかったので油断して、あまりかまってあげなかった。
  • 前年までとは違う肥料を使ったら、量が足りなかった。

と反省点はいくつか見つけましたがやはり一番気になったのは土のこと。

去年の土の再生は、自作堆肥を使用しました。野菜くずなどで堆肥を作るための微生物資材を購入し、仕込んだものを土と混ぜ、植え付けました。春の開花は大変満足したのですが、その後の花数の少なさと、タイムの葉の矮小化、黄変をみるともしかして窒素飢餓だったのかしらとも思いました。

今回植え付けた土は、再生材「万能トーマス」、それに海藻微粉末、もみがらの多い堆肥を使用して再生。混ぜ込んだあと半年ほど置いて、使いました。

もみがらはあまり好きではないのですが、価格のわりに容量が多い堆肥を買ってみたら、たっぷり含まれていました。ほかの材料も入っている割に、こう言ってはなんですが堆肥というよりは「黒いもみ殻」に見えました。万能トーマスには期待しています。なにしろ万能ですから。うちの使い古した土ですら大復活、しかないでしょう。ええ。

そして、

 それに加えて購入した新たな資材

プロのバラ女子 バラ元気サプリ

発売元、有限会社Ueta LABOさんによると(https://gskin.jp/t_2.html)

独自に開発した「GS菌(硝化細菌(亜硝酸菌、硝酸菌)、光合成細菌、繊維分解菌、放線菌、各種消化酵素(タンパク質分解酵素、炭水化物分解酵素、脂肪分解酵素、アルコール分解酵素) 他)」が、植物が肥料を吸収しやすい状態に分解してくれるそうです。

この、「菌」「酵素」の字の群れ、いやぁワクワクしてきますね~!

そのうえ、名前がいいじゃありませんか! 

「プロのバラ女子」ですよ、プロの!

・・・いつなれるのかしら、プロに・・・・一生初心者ぽい気もしていますが・・・

いくつか見つけた微生物資材のなかでこちらを採用した決めては、「植え付け時に土に混ぜ込む 」タイプではなく土の上に撒けばよいこと(もう植えちゃったんだもん)、「量が多くなっても害にならない」もの(目分量で施してしまうから)という点。8号鉢に対してはじめは大匙3杯、その後月に一度大匙1杯あげればよいそうです。

中身はペレットと、ペレットになっていないちょっと馬糞堆肥に似たような、ものが混ざっています。においは感じませんでした。2キログラム入り、ほかの大袋の堆肥に比べたら少ないな、大丈夫かなと思いながらの注文でしたが、けっこうかさがありました。一度の使用量を考えると、我が家にはちょうど良い量です。

これに、来シーズンは肥料をきちんとあげて、がんばってもらいましょう。

今年は、植物質肥料バイオゴールドにかわり最高級天然動物質肥料グリーンキングを使用したのですけど、「ほかの肥料に比べ半分以下でOK」の文言をどう解釈したのか、それはあなた、あまりにも少なすぎでしょう、というほどの少量、8号鉢に対して一度に数粒しか施していなかったことを思い出しました。おかげさまで1キログラム入りの肥料がまだ半分も残っています。

2021年12月:地植えバラのための土壌栄養剤 20L

バラ用の馬糞堆肥を探していて、できれば糞とわらだけのものがいいなあ、と思っていたのですが、ありました。

地植えバラのための土壌栄養剤

競走馬の馬糞堆肥。競走馬がなぜいいかというと、薬物使用が厳しく制限されているからでしょうか。食べ物以外は含まれていない糞という捉え方でまああっていると思われます。豚糞には抗生物質が含まれているとか、聞いたこともありますね。昔の話なのかな。で、その堆肥を買おうとしていた時にメーカーさんサイトで見つけたのがこちら。

こちらはバラ用に菌の黒汁なるものが添加されている馬糞堆肥です。厳選された原材料を使用しているとのこと。馬糞堆肥と価格は同じくらいです。せっかくだから「バラのため」のほうにしてみますかあ、ということで購入決定。

用途

  • 土壌改良(地植えバラ、コンテナ栽培バラ、ほかの植物)

材料

  • 馬糞
  • 稲わら
  • 麦わら 
  • 菌の黒汁ローゼス

使い方

  • 植えつけ済み時:株の周囲の土を掘り施す。土表面にマルチングする。
  • 植え込み時:土に二割程度混ぜる。 

製品特長

  •  地力向上(有用微生物増加による)
  • 土がふかふかになる(有用微生物増加による)
  • 窒素分を大気中から土中にとりこみ、アミノ酸を生成し植物の成長を助ける 

使用感など

20Lは我が家の栽培数およそ10鉢に対して多めでした。使い方にもよりますが、今回は鉢表面へのマルチングのため、5Lもあれば十分のようです。次シーズンにも使うことができます。容量があっても軽いので持ち運びは楽です。

中身は、長さ4センチ程度の発酵わらといった見た目で、隙間には粉状のもの、馬糞のかけらなどでしょうか、が含まれています。繊維が絡み合っているので袋を逆さにしても出てきません。手で握って引き出すと、すこし粉塵が舞いました。バーミキュライトが混ざっているようです。においが少ししますが、糞臭いという感じではありません。鉢花の植え付けの為に土に少し混ぜてみました。片手では混ざらないので、両手で繊維をほぐしながら土になじませていきます 。わらが好きなので、この作業が苦にはなりませんでした。

今回の使用方法、マルチング材としてはとても使いやすいです。絡まりあっているので風で飛びにくく、施した翌日の雨にあたったらもうなじんでいました。

袋書きによると、花がよく咲くようになるとのこと。
うちのバラたちは咲いてくれるかしら。

2022年6月:有機100 古い土の再生材

雨がやみ、薄暗かったベランダに光がさしてきて、さあ!久々に手入れを頑張りましょう!となり張り切って見回りをしました。結果

ラークスパーに青虫50匹ぎゃああぁぁぁぁ
薄暗いときは全然見えなかった・・・・

ニームを噴霧したらくねっくねっっと変な動きをする葉が沢山あってね・・・よく見たらそれは葉ではなくてね・・・。
大きな虫でも三センチ程度だったのでつまんで退治できましたが。
コワイ。

さて本題。

今年の春の栽培が終わった土を再生するための資材がなくなったので買い足しました。

有機100 古い土の再生材

画像出典:有機100 古い土の再生材 | 株式会社大和

大和さんサイトでの説明によりますと、

きのこを育てた後の廃菌床(オガコ・コーンコブ・米ぬかなど)を醗酵させた、植物有機100%の再生材

出典:有機100 古い土の再生材 | 株式会社大和

とのこと。バーミキュライト・パーライト等が入っていないところが私の好みにピッタリです。ただし、梅雨時期にはキノコがはえてきそうな気はします。出てきたら食べます。

・・・・・嘘です。

プランター一つに紙コップ2個分を使用します。プランターは12Lくらいでしょうか。結構コスパはよさそうですがいかがでしょうか。

中身を見てみましょう。

色は黒く乾燥してサラサラしています。廃菌床というのでなんとなくしっとり感があるように思っていましたが、イメージとは違っていました。

使用後の土に混ぜたらすぐに新しい植物を植え付けることができるようですが、私はいつもどおり土に混ぜ込んだあと半年ほど寝かせてから使います。

なので。

これを使ってよかった😉悪かった😔よくわからん😶

という感想が、もしかしたら来シーズン、書けるかも、しれない。

・・・(多分どれに使ったかわからなくなるであろう)

なんだか通販サイトの堆肥のレビューみたいになってしまいましたが・・・なんて言ったら怒られるかもしれませんが・・・

「まだ使っていませんが、よさそうです」
・・・・(^ω^;)ツカッテナイノネ

2022年11月:使用した結果どうなりましたか

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・(;^ω^)ヨクワカラナイ・・・・

すいません。
同品種で、使った鉢と使わなかった鉢をつくって調べることができれば少しは分かったのかもしれませんが・・・

ですので以下はごく個人的な感想です。みなさまが使用された結果は同様ではないとお心得くださいませ。

土壌改良剤使用感まとめ
  • アンナプルナ:2022年秋の植え付けに使っているので結果は来秋です
  • バラ元気サプリ:これはよくわからなかったなー効能多しのはずなんだけど
  • 地植えバラのための土壌栄養剤:使った鉢のバラの調子がいいなぁと
  • 有機100 古い土の再生材:使い終わった土に混ぜたらすぐに次を植えられるのが楽です

バラ元気サプリは全鉢に使用したのですが、バラの生育具合はさまざまでした。プロにはなれなかったようです・・・・。土壌栄養剤(馬堆肥)は秋の植え替え時にはまだ購入しておらず、おもに新苗の植え付けに使いました。生育が抜群によく、はっきりと違いがでたように見えます。古い土の再生材は、土に混ぜたあとしばらく倉庫で寝かせてから使用していますが、いつでも古土を使える安心感があり気に入りました。アンナプルナは来年の結果待ちです。

うまく結果が出せなかった資材は、資材自体に難があるのではなく、私の栽培環境や条件にはあっていなかった、ということだと思います。これを踏まえて、我が家の土には何が必要なのかを探っていくつもりです。